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『ブレードランナー』ロケ地巡りツアー

『ブレードランナー』ロケ地巡りツアー

『ブレードランナー』の世界観が好き過ぎる。ヴァンゲリスのテーマ曲もロングビーチの夜景によく合う。眠れない夜はこの曲が良い子守唄になる。デッカード役のハリソン・フォードがカッコよ過ぎる。プリス役のダリル・ハンナが若いころのキャメロン・ディアスに似ているなぁと思うのは私だけだろうか?バッティ役のルトガー・ハウアーが渋すぎる。「これはゾーラのため、これはプリスのため...」というセリフは自分の生活の場面で真似してみたいと思ったり。ガフ役のエドワード・ジェイムス・オルモスは私が以前住んでいたボイルハイツ出身で、親近感が沸く。なぜデッカードは下町の寿司バーで寿司ではなく、ヌードルをたのんだのだろう?寿司バーのおやじは、デッカードが4玉注文したのに、2玉で十分だと頑なに拒むシーンがいつみても滑稽だ。

作年の10月に待望の映画『ブレードランナー』の続編、『ブレードランナー2049』が全米公開され、全世界から注目を集めました。オリジナルの『ブレードランナー』は1982年公開で、ロケ地は主にロサンゼルスで撮影されました。30年以上たった今でもブレードランナーの根強い人気は絶えません。そこで、ドリームズ・カム・ツアーズでは『ブレードランナー2049』を記念して、オリジナルの映画『ブレードランナー』にオマージュを捧げる意味で、皆様をブレードランナーの世界にご案内させていただきます。

この映画は2019年のロサンゼルスを舞台にしておりますが、映像を見ていてとても日本が影響されている場面があるのが分かります。例えば、「強力わかもと」のコマーシャルが電光掲示板に流れたり、劇中デッカードが日本食の屋台のような店で麺類を注文するシーンも出てきたり、デッカードのアパートの部屋の中には盆栽のようなものが置いてあったり、劇中日本語で「なんか変なもの残していったぜ。」という言葉が流れたりと、なんちゃって日本がたくさん出てくるのが日本人の私たちには興味深いところです。実際、監督のリドリー・スコットは新宿の歌舞伎町をモデルにしたそうです。

またこの映画は1940年代前半から1950年代後期にかけて、主にアメリカで制作された犯罪映画であるフィルム・ノワールの影響を多分に受けているようにも思えます。特にハリソン・フォード扮するデッカード刑事はレイモンド・チャンドラーのハードボイルド作品に登場するフィリップ・マーロウを想起させてなりません。

また、共演者のバッティ役のルトガー・ハウアーやプリス役のダリル・ハンナ、レイチェル役のショーン・ヤング、エドワード・ガフ役のエドワード・ジェームズ・オルモス、J・F・セバスチャン役のウィリアム・サンダーソンなどのキャラクターの個性や演技もこの映画を益々面白いものにしているでしょう。

ブラッドベリー・ビルディング

劇中J・F・セバスチャンが住むのブラッドベリー・アパートとして登場し、デッカード(ハリソン・フォード)がバッティ(ルトガー・ハウアー)やプリス(ダリル・ハンナ)と戦った場所として、劇中大々的に登場する建物。実際に昔からハリウッド映画ではしばしばロケ地に使用されている。

近くには『ブレードランナー』から影響を受けた映画『セブン』で使用された建物がある。

ブレードランナーの影響からだろうか、その後の80年代の様々なアーティストのPVにもこのブラッドベリー・ビルディングは登場している。以下にその代表的なPVをご紹介いたしましょう。

シアトル出身のウィルソン姉妹を中心に現在も活動しているバンド。ハートの「ナッシング・アット・オール」のPVでも登場するブラッドベリビル。まさに映画で使われたような照明具合で使われている。

イギリスのバンドジェネシスの80年代のヒット曲、「トゥナイト、トゥナイト、トゥナイト」のPVでも、まるで映画で使われたような照明具合で出てくる。

ミリオンダーラー劇場

J・F・セバスチャンが住むブラッドベリーアパートの前のすぐ目の前にあるネオンが派手な劇場。ここは実際にチャップリンの時代からある老舗の映画館だった。

ユニオン駅

ハリソン・フォード扮するリック・デッカード刑事がうどんか何かを屋台で食べている時に、エドワード・ジェイムズ・オルモス扮するエドワード・ガフから職務質問を受け、連れていかれたロサンゼルス市警の建物として登場する。

エニス・ハウス

ハリソン・フォード扮するリック・デッカードが住むアパートとして登場した建物。かの有名な建築家、フランク・ロイド・ライトが設計した有名な建物だ。

セカンド・ストリート・トンネル

デッカードが車でこのトンネル内を走るシーンで登場する。

ウェスティン・ボナベンチャー・ホテル

このホテルのエレベーターがモデルになったようなエレベーターが劇中登場する。まるでタイレル社の本社ビルのエレベーターそっくりだ。

ロングビーチの工業地帯の夜景

映画の冒頭で登場する景色は、香港がモデルになっているが、撮影はロングビーチ市の工業地帯をイメージした。

ワーナーブラザーズスタジオ

劇中で登場する様々なシーンが撮影されたスタジオ。

ツアー料金:

チャーターサービスで1時間70ドルXミニマム5時間からのご利用になります。ご興味のある方は弊社ホームページのお問い合わせ、お申込みの欄からアクセスしてください。宜しくお願い致します。

それから、ロサンゼルス出身のバンド、サーティー・セカンズ・トゥー・マーズの2009年のアルバムThis Is Warからのシングル曲Kings and Queensのミュージックビデオの曲の最後の部分が『ブレードランナー』の影響を受けているような気がするのは私だけだろうか? 実際、サーティー・セカンズ・トゥー・マーズのボーカル、リズムギター及び作詞作曲を担当しているジャレッド・レトは今回の新作で、ネアンダル・ウォレス役を演じている。そのサーティー・セカンズ・トゥー・マーズのKings and QueensのPVは↓。ロサンゼルスの街並みがたくさん出てくるかっこいいビデオだ。