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映画『スターウォーズ』のロケ地も巡るデスバレー国立公園ツアー
時は1849年の冬。ゴールドラッシュで沸く北カリフォルニアを目指して、世界各地から、全米から金を求めて移民団がやってきました。その中の一団、ベネット・アーケイン移民団の一行は若人のウィリアム・ルイス・マンリーの指揮のもと、金鉱を目指して夢のカリフォルニアに向かっていました。しかし、ベネット・アーケイン移民団の一行は定説のオールド・スパニッシュ・ロードを通らず、途中近道しようとして、誤ってデスバレーの谷に捕まってしまいます。そこで酷暑と飢えに耐えながら、時には連れていた牛を焼いて燻製にして食べたり、何とかデスバレーを超えて、金鉱のあるカリフォルニアにたどり着いたのでした。その時一緒にいたカルバーウェルさんなど数人が酷暑と飢えで亡くなり、この谷を超えるときに「さらば、デスバレーよ！」と言ったのがこの谷の名前になりました。
そんな「死の谷」と呼ばれるデスバレー。1994年と割と最近になって国立公園として認められ、観光客の脚光を浴びてきた国立公園。それ以前は、「死の谷」というイメージから、あまり人が近づかなかった場所でした。その証拠に、園内にある観光スポットの数々に「悪魔のトウモロコシ畑」「悪魔のゴルフコース」「悪魔の巣穴」などと名付けられたスポットが存在するのです。そんなデスバレーは昔から、数々の映画やテレビ番組の撮影場所として古くは西部劇やSF映画などに度々登場しているのを皆さんはご存じでしょうか？
『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』ではデスバレーがロケ地として使われております。ドリームズ・カム・ツアーズでは、そんなスターウォーズファンの方のためにスターウォーズのロケ地なども何箇所かご紹介しながら、デスバレー国立公園をご案内させていただきます。
ツアー料金：
２名様参加の場合、お１人様450ドル。３名様以上の参加の場合、お１人様300ドル。
ツアー料金に含まれるもの：
専用車、日本語ガイド、国立公園入園料など。チップなどは含まれておりません。
最低催行人数：
２名様から。
*お値段はダウンタウンLAを基準としております。それ以外の地域は送迎料がかかります。
ツアー行程：
午前７～８時 ロサンゼルス出発
「航空機の墓場」という異名を持つモハーヴェ空港があるモハーヴェでトイレ休憩。「FLY!FLY!FLY! 飛行機の墓場モハベ空港」としてテレビでも紹介された。
トローナ・ピナクル・・・ティム・バートン監督、マーク・ウォールバーグが主演した映画『PLANET OF THE APES/猿の惑星』のロケーションとして使用されたトローナ・ピナクル。 ピナクルとは、小尖塔という意味で、トゥファ（石灰華）と呼ばれる温泉、鉱泉、あるいは地下水中より生じた石灰質化学沈殿岩で、緻密、多孔質、縞状など、多様な構造をもつ。 そのような小尖塔が約500本あまりも立っている場所がデスバレーに行く途中にあるのだ。 ここは、『猿の惑星』以外にも、ジョニー・デップ主演の映画『ブレイブ』の幻想的なラブシーンでも登場する。
ご希望によってはアイルランドのバンドU2のアルバム『ヨシュアツリー』のアルバムジャケットで使用された場所やラルクアンシエルのWinder Fallのロケ地なども併せてご案内いたしますので、お申し込み時にお問い合わせください。
デスバレー国立公園に入ると最初に下車するのが、ストーブパイプ・ウェルズ。 ここはその昔、ゴールド・ラッシュの時代に金を求めて、中西部から来たベネット・アーケイン移民団がこの谷に迷い込み、生き残るために幌馬車を燃料に、連れていた数頭の牛を焼いて食べたと伝えられている。
砂丘（メスキート・フラット・デューン）・・・この砂丘は映画『スター・ウォーズ エピソード４/新たなる希望』でR2D2がこの砂丘を彷徨うシーンで登場する。他にも映画『未知との遭遇』の冒頭の砂嵐のシーンもここで撮影された。
悪魔のトウモロコシ畑・・・アローウィードと呼ばれるユリ科の植物が、まるでトウモロコシ畑のように砂漠一面に生えている。
ソルト・クリーク・・・毎年春先になると、どこからともなく現れるデスバレー・パップ・フィッシュ。この塩水の小川に淡水魚がたくましく生息しているのを見ると、自分も負けてはいられないと思う事でしょう！？
ファーネス・クリーク・ビジター・センター・・・２０分ぐらいのデスバレーのショートフィルムを上映していたり、お土産物屋さん、デスバレー博物館などがある。ミネラル・ウォーターをくめる蛇口があるので、ペットボトルなどを持っていこう。
ファーネス・クリーク・イン・・・ デスバレー国立公園内にある唯一の高級リゾートホテル。中には高級レストランもあり、外にあるバーからは荒涼としたデスバレーの大自然が一望できる。デスバレーで撮影がある時は、必ずと言って良いほどこのホテルに俳優や女優さんが泊る。過去の例では、ガス・ヴァン・サント監督の映画『Gerry ジェリー』(2002年）の撮影でマット・デーモンとケイシー・アフレック（ベン・アフレックの弟）や、カート・ラッセル、ゴールディー・ホーン、ダイアン・キートンなども宿泊している。 アンソニー・クインに至っては、しょっちゅうこのホテルで家族と再会するそうだ。 1979年のジェフ・ブリッジス主演の映画『大統領の堕ちた日』では、ジョン・ヒューストンの砂漠の豪邸として登場する。
デビルズ・ゴルフコース（悪魔のゴルフコース）・・・悪魔じゃないとゴルフでもしないじゃないかと思われるほどごつごつとした泥と塩が固まったような場所。
バッド・ウォーター・・・しょっぱくてまずくて飲めないところからこの名がついた塩原。 北アメリカで最も乾燥していて、最も暑い場所。夏には摂氏50度になることも。 L’Arc〜en〜Ciel (ラルク アン シエル )の『Winter Fall』のロケ地として登場する。
アーティスト・パレット・・・まるで画家が絵を描いているパレットのような鮮やかさから、この名がつけられました。ちなみに、紫色がマグネシウム、緑色が銅、茶やベージュ、赤が鉄分、黒がマンガンなどのミネラルの色です。
映画『スター・ウォーズ エピソード４/新たなる希望』で、この谷間をR2D2がさまよい歩くシーンで登場した。
ザブリスキー・ポイント・・・500万年前に干上がった湖の堆積物が、雨、風、洪水などによって浸食され現在のような形になったと言われている。 70年代に公開されたミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画『砂丘』（英語題『ザブリスキー・ポイント』）で大々的にロケ地として使用され、サウンドトラックにはピンク・フロイドやグレイトフル・デッドなどが使用され、今だにヨーロッパからの映画ファンがこの地を訪れる事も少なくない。 他にも60年代のスタンリー・キューブリック監督の映画『スパルタカス』でも炭鉱として登場する。
1964年の『火星のロビンソン・クルーソー』では火星のシーンのほとんどをこのザブリスキー・ポイントで撮影している。
まるで恐竜の背中の骨の化石のような形をした山。
ツアーの最後はダンテズ・ヴューからデスバレーの広大な塩湖、バッドウォーターを見下ろして、このデスバレーの凄まじさを体感します。こちらの景色も『スター・ウォーズ エピソード４/新たなる希望』でオビワン・ケノービ、ルーク・スカイウォーカー、C3PO、R2D2がこの山から眼下に広がるモス・アイズリー宇宙港を見下ろすシーンとして登場しています。
アマルゴサ・オペラハウス・・・人口わずか18人というデスバレーの東端に位置するデスバレー・ジャンクション。1960年代、ここにマーサ・ベケットという一人の女性が移り住んだ。 彼女はバレリーナで、それ以来ここで踊り続けた。 彼女は元ブロードウェイのコーラスラインをしていた踊り子たちを呼び寄せ、毎週公演を催した。 そして、マーロン・ブランド、マーティン・シーン、レッド・スケルトン、レイ・ブラッドベリーといったハリウッドスターたちもこのオペラハウスのファンでしばしば訪れていたという。 かつて彼女を題材にしたドキュメンタリー映画がサンダンス映画祭のプレミアで上映され、DVDなどをカフェで販売している。 過去に、映画『ヒッチャー』やデビッド・リンチ監督の『ロスト・ハイウェイ』などの映画でも登場している。
帰りはロス～ラスベガスを結ぶ１５号線沿いのベイカーの町により、エイリアンのジャーキーをお土産にいかがでしょうか？でも、お店は気分で開けているところもあるので、当日閉まっていることもあり得ますので、ご了承ください。
夜の９時～１０時ごろロサンゼルスホテル到着。 長丁場の旅、大変お疲れさまでした。
