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これからが旬のサルベーションマウンテンツアー!

2018-10-30

サルベーションマウンテンツアーを始めて、もう4年になる。当時は私とお客さん以外は誰もいない事がしばしばあった。ロサンゼルスの人もその存在すら知らなかった。と偉そうに言うとうの私も4年前までは知らなかったのだ。ある日本からのお客様からのリクエストで探して、ご案内したのがきっかけだった。しかし、今では聞けばロサンゼルスの人気観光地の10本指に入るというではないか!?

サルベーションマウンテンを作り上げたのは、レナード・ナイトさん。残念ながら、2014年に痴呆症からの合併症で享年82歳で亡くなっている。彼が、1984年から2014年の約30年間かけて、ほぼ一人で作り上げたそうだ。よくがせねたで、彼が愛する奥さんのために作ったと思われている人がいるが、実は彼は一度も結婚したことがなく、もちろん奥さんはいなかった。彼は、「神は愛!」、私たちがみんな神に愛されているという事を伝えがたいために、この不毛の地スラブシティに30年かけて作り上げたのだった。

もともと、レナードさんも旅人の一人だった。スラブシティの住人(スラバーと呼ぶ)も最初は頭のイカレタおじいさんがヘンなものを作っているとしかみなしていなかったそうだ。それが、今ではインターネットを通して、インスタなどのSNSで世界中に広がり、世界各地から死ぬ前に一目見ようとロサンゼルスから300キロあるこの不毛の地スラブシティを訪れる。本当にインターネットとはすごいものだ。ネットがなければ、サルベーションマウンテンも知る人ぞ知る存在だったろう。というのも、サルベーションマウンテンが現在のような形になったのは、1990年代の終わりごろだと思われる。だから、今のようなカラフルな山になったのはもう20年も前の事なのだ。
Weird Californiaという本には、1990年代にすでに紹介されている。また、1990年代にはイギリスのBBC放送も取材に訪れている。

何はともあれ、10月から3月にかけてカナダなど寒い地域から、スノーバードと呼ばれる、越冬を目的に引退されたような老夫婦がキャンピングカーに乗ってたくさん押し寄せる時期が、スラブシティで最も活気のある時だ。だが、この時期はあまり雨の降らないカリフォルニアでも雨期の時期があるため、たまに鉄砲水でサルベーションマウンテンが雨水で柔らかくなり、中への出入りが禁止される場合がある。天気ばかりはなかなか予想できないので、そのような日に当たってしまった場合は運が悪かったと思うしかないだろう。

サルベーションマウンテンに行く途中にも、日本の琵琶湖よりも大きな湖、ソルトン湖があったり、サルベーションマウンテン以外にもスラブシティにはイーストジーザスというアーティストが共同生活を営む場所があったり、そういった場所などもご紹介いたします。

これからサルベーションマウンテンを訪れる予定のお客様は、ぜひ弊社のサルベーションマウンテンツアーを宜しくお願い致します。